幸喜幸齢 生きがい日記
2026.1.14 2/10℃ 晴
第4次世界大戦は石と棒での戦い

ご存知のようにこれはアインシュタイン博士の言葉です。
「第3次世界大戦はどんな武器で戦われるかは分からないが、第4次世界大戦は石と棒で戦われるだろう・・・」と。これは予言というより、核兵器のもたらす文明破壊への強烈な警告です。

これはアインシュタイン博士がインタビューで語ったもので1949年、米ソ冷戦により超大国が核兵器実験を繰り返し、保有し始めた時代です。

核戦争が起きれば科学文明、国家、社会秩序は崩壊し、生き残った人類は石器時代のような原始的な状態に逆戻りするからです。

第4次世界大戦が石と棒での戦いになるのではなく、第3次世界大戦で文明、人類、地球が終わるからです。

博士は「科学は中立だが、人間は中立ではない」と、使う人間の倫理を問うています。また「技術は人間の精神を追い越してしまった」と、人類の「理性、道徳、政治制度」が追い付いていないことを示しています。

その抑止策としては国際的な核管理、国家主義からの脱却、人間の意識改革など人類に突き付けた倫理警告を発しています。

国連は軍事力を持たない、拒否権がある、国家主義を越えられないことから今や全く機能していない と言わざるを得ません。

そこで戦後、国連を発展させ、法と強制力を持つ「世界連邦構想」が生まれ、アインシュタイン博士も「今やこれしか世界を救えるものはない」と署名しています。

しかし、それは理想主義として今も機能していない。つまり現実には今も続く冷戦構造、主権放棄への強烈な抵抗からですが、その思想は消えていません。

現在日本の国会、衆・参両院にも「世界連邦日本国会委員会」が現存し、100数十名の国会議員が所属していますがご存知の方は少ないようです。

本日よりAmazonで発売の拙著「賀川豊彦師 探訪記」でも触れていますが、アインシュタイン博士らとも交流の深かった賀川豊彦師が、その世界連邦運動副会長やアジア大会議長として世界で活動したことをご存知でしょうか?

1922年(大正11年)に出版された賀川豊彦著「生存競争の哲学」第3章の「戦争の哲学」には「征服戦争は一種の下等な価値競争であり、自己の自由のままに他国を支配してみたいという自己愛の価値競争でしかない」と断言されています。

それは当時のロシア暴力革命が渦巻いていた頃のこと。今のロシア・プーチンのウクライナ侵略戦争を見れば、その歴史が繰り返されていることを実感します。

昨今の世界情勢、政治に翻弄される国際社会、地域紛争、地球環境問題など、何一つ解決されないまま泥沼に入り込む地球はこのまま傍観するしかないのでしょうか? 強い危機感を抱きます。

僕は今日で81歳だが、子供、孫、曾孫たちの世界がどうなっていくのか? 彼らを見ながら想う。

この80余年は日本はまだ平和社会?だったが、これからどうなるのかも心配。理想と現実の社会の中で何をしたらいいのかと戸惑う。


*写真は全て千里南公園の散歩道から